事業投資型クラウドファンディング

「寄付型」や「サービス実現」、「商品購入」のクラウドファンディングとは異なり、資金を集めて事業の成果に応じてリターン(利益配分)を得る仕組みのクラウドファンディングです。
投資家は株式やファンド出資持分(匿名組合など)を取得し、事業がうまくいけば配当や売却益などの形でリターンを得ることができます。

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事業投資型クラウドファンディング

アメリカには存在しない?

アメリカでは投資に関連した規制が多く、アメリカでは投資を受ける主体は「企業(法人)」でなければならず、個別の事業やプロジェクト単位では資金調達/投資できないようです。(※生成AI調べ)
また、過去に日本の企業がアメリカの投資家にプレゼンしに行ったところ、2つ以上の事業があることを説明したら門前払いをされたという話を見聞きしたことがあります。たしか洗濯物自動折りたたみ機を新たに開発したという企業さんだったと思いますが、スタートアップがビジネスを2つ以上持つこと自体が受け入れられない硬派な地域もあるということですね。
一方で、イギリスにはいくつかプラットフォームがあるようです。

※ランドロイドを開発した企業さんでした↓

シリコンバレーでは、有名なVCを3社ほど訪ねました。

まずはナステントの話をしたところ、思いのほか食いつきが良くて。10億円は集めたいなと思っていたので、バリュエーションは50億円を狙っていたのですが、「50億円から100億円はつく」と言われたんです。

「え、まじすか!」と正直驚いたのですが、VCも「すごい会社を見つけたな」という反応で、とてもポジティブに話は進んでいきました。そして次に、「ちなみにゴルフシャフト事業と、開発中のランドロイド事業もあります」とプレゼンしたんです。


すると、その瞬間にシーンと場が凍りついて。「他の事業があるならこれ以上聞く話は無いから、帰れ」と言われてしまって。

「どうしても複数の事業をしたいのなら、それはヨーロッパやアジアの文化だから、そこで調達した方がいい」

https://seleck.cc/916

Sony Bank Gate (ソニー銀行)

数を見ると想像以上に少ないのですが、これは見えなくしたプロジェクトもあるのでしょうか。
最も古いのが2017年のプロジェクトで、一覧に表示されてるのが60件ほどです。2025年までで年間7件前後?ですかね

https://moneykit.net/visitor/sbg/

手数料については変動するようですが、以下のような記載がありました。
<資金調達手数料>調達額に対して5%
<ファンド運営管理料>会計期間中における本匿名組合事業の売上高に対して1.25%

リターンが1.02倍というファンドもあるようですが、単にお金だけがリターンではなくてお酒を特典として提供していたり、地酒らしいアピールをしているようです。応援プランという意味合いが強いかも知れませんね。

創業年が長い会社さんが多い?

19世紀に創業したお店などが参加していて面食らいます。
安定している企業さんがプラスアルファの事業として活動されてるのかも知れませんね。出資特典が色々ありますが、ある意味でプロモーションにもなりますし。

セキュリテ (ミュージックセキュリティーズ株式会社)※肥後銀行グループ

元々はミュージシャンの方のプロジェクトなどがメインだったようですね。現在は肥後銀行グループとのこと。
手数料などマージンは不明でした。
ファンド数は1017本とのこと、

過去にはアプリ開発やゲーム開発のファンドもあったようです。

https://www.securite.jp/#pickupFunds

お米やお酒など飲食系のファンドが多いような気がしますが、製造・開発系のファンドもありました。

このスピーカーのファンドは償還率が気になりますが、そもそも出資者に対して商品券を特典として渡し、大口の場合はそれ自体が注文となっているので実質オシャレなスピーカーを買っているようなものみたいですね。

特典がリターンのようなファンドもあるようで、ある程度KickStarterのような特性が見て取れます。つまり、償還率が100%以下でも、商品を購入しているようなものだからOKということですかね。

こちら↓は自動車用のLEDヘッドランプの開発から始めるファンドです。償還率は約112%となっています。
元々順調な経営をしていた企業さんが、さらなる飛躍のためにチャレンジしたという感じでしょうか。

購入型クラウドファンディング、補助金・助成金…

ファンドによっては購入型クラウドファンディングっぽさがありつつ、投資家の方にとっては上手く行けばまるまるお金が戻って来る・それどころか増えて返ってくるので、Kick Starterなどの購入型クラファンと融資型クラファンの良いとこどりをしているような印象を受けました。
エンジェル税制に関する記載がなかったので、増えた分に普通に税金がかかって来るのかも知れませんが…

補助金などもありますが、申請やら審査やら色々大変ですし、またお役所フォーマットの事後報告なども手間コストが大きいです。また銀行融資と比べても、老舗の事業者さんや企業にとっては健全経営だとしても追加融資が難しかったりするので、事業ファンド型クラウドファンディングもありなのかなと思いました。

手数料次第ですが、AIカメラの開発で検討したいと思います。

 
 
  

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