アメリカのWyze社のカメラ管理アプリには検索機能があり、検索ワードと同じ物体が監視カメラに映った瞬間を検索できるようになっているようです。
OSSを使って、特定の動物がカメラ映像に映ったかどうかを検知するプログラムを書いてみます。

目次
Ultralytics YOLOのインストール
%pip install ultralytics
import ultralytics
import cv2
from ultralytics import solutions
ultralytics.checks()
以下のようにして人間、鳥だけを検知するようにします。
from ultralytics import YOLO
# Load a model
model = YOLO("yolo11x.pt")
# Predict with the model
results = model("/content/outside.mp4",classes=[0,14], save=True)
分析結果(動画)
鳥がエサを食べに来たところを検知しました。
検知したときの時刻データ、カメラ情報などをデータベースに記録しておくことで、カメラに鳥が映ったタイミングを検索して視聴することができるようになります。場合によっては自動で切り抜くようにさせておき、鳥のご飯タイム動画をYouTubeなどの動画サイトに自動でアップロードすることなどもできるかも知れません。
自宅の前を犬が通ったとき、猫が来たときなど、もしかしたら新しい発見があるかも知れませんね。
数行のプログラムを書くだけで出来てしまうUltralytics YOLO
上記の通り、Pythonプログラムを数行書くだけで検知処理が出来てしまいます。
この手軽さ、素早さ、それなりに高品質な点がUltralytics YOLOのウリと言えるかも知れません。